朝日新聞社説 民主党代表選―なんのために戦うのか : asahi.com(朝日新聞社):社説

 単純に論旨のまとまってない社説。

 9月1日の民主党代表選告示に向け、党内各グループの駆け引きが激しくなってきた。困難な時代のかじ取りを担う指導者選びだというのに、あまりに内向きな主導権争いである。

 それでも、民主党が代表選をするのなら、その意味はどこにあるのか。

 菅首相マニフェストや消費税に対する考えを封印し、争点をぼかそうとしているふしがある。これはいただけない。正式な立候補表明では対立をいとわず、堂々と信念を語ってほしい。

 小沢氏周辺では「小沢首相」待望論が勢いを増しているという。しかし、政治とカネの問題や強権的な政治手法で政権交代への幻滅を招き、今の苦境を招いたのは小沢氏ではないか。
 政治資金では、いまだに国会で何の説明もしていない。検察審査会の判断次第では強制起訴の可能性も残る。
 けじめをつけないままの立候補は、民主党政権からの民心のさらなる離反を招くだけだろう。

 国民は呆れているが、朝日新聞はそれでも意義を見つけようとしている。だが、小沢はいかがなものか。で、菅さんに何を求めるの?