毎日新聞社説 社説:「ねじれ」でどうする デフレ対策 日銀の政治利用は問題 - 毎日jp(毎日新聞)

 おや正面から出てきましたね。

 だが、物価上昇の目標を決めればデフレが解消されたり、高い成長率が実現できると期待するのは単純すぎる。政府が本来取り組まねばならないのは、いっそうの規制緩和や人材育成策などだが、これらは成果が見えるようになるまで時間がかかる。だから、手っ取り早いインフレ目標導入という発想なら、あまりにも安易で無責任だ。

 支離滅裂なこと言ってる。

 さらに懸念すべきは、「インフレ目標達成」の大義のもとで、政府が日銀に銀行の中小企業向け債権などを大量に買い取らせるといった構想が浮上していることだ。円の信用を失墜させかねない危険な道である。

 いやそれでいいんだが。1ドル86円にまでふくれあがった信用を少しへこませないと。

 金融危機を受け、専門家の間では、インフレ目標や物価を重視しすぎる金融政策の欠点が論じられるようになった。中央銀行が物の値段の短期的な推移に着目するあまり、不動産価格や株価など資産価格の変調を見過ごしたという反省が背景にある。日本の80年代後半のバブルも米国の住宅バブルも、消費者物価が長期にわたり落ちついていたため、金利引き上げのタイミングが遅れ、問題を深刻化させた。
 失敗をいかにして繰り返さないようにするか、中央銀行のあり方がまさに議論されているところだ。そんな中でインフレ目標を採用しようという発想は時代遅れではないか。

 冗談を書いているのだろうか。