朝日新聞社説 外国人選挙権―多様な社会への道を語れ

 参院選に向けたマニフェストや公約に、公明党共産党社民党が「実現を」と書き込んだ。反対を打ち出したのは自民党国民新党たちあがれ日本みんなの党などだ。
 情けないのは民主党である。マニフェストでは一言も触れていない。

 みんなの党は反対でしたっけ?
 それはさておき、民主党はこの手の話はもうマニフェストには載せていない。でも、やるからご安心を、朝日新聞さん。

 「憲法違反」との主張もある。しかし、1995年2月の最高裁判決は、憲法は外国人地方選挙権を保障も禁止もしておらず「許容」している、と判断したと読むのが自然だ。付与するかどうかは立法政策に委ねられている。

 そう読むのが自然なんだけど、はっきりとはしてない。で、それが立法府に任されるかという議論は粗雑過ぎ。っていうか、朝日新聞って憲法をご都合主義で解釈するけど、そういうもんじゃないですよ。統治行為論とかも、じゃあっていうわけでもないでしょうし。