読売新聞社説 小沢氏再不起訴 最終判断は検察審の第2幕に : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 小沢氏から再聴取したものの、関与を再び否定され、検察は新証拠が得られなかったと判断した。参院選への影響を過度に意識し、最初から結論ありきで、形式的な捜査に終始したのではないかとの疑念はぬぐえない。
 昨年5月施行の改正検察審査会法は、検察審が第2段階の審査で出す起訴議決に法的な拘束力を与えた。法律的助言をする弁護士が審査補助員として入り、起訴議決の前には検察官の意見を聞くことが義務づけられた。
 一般市民から選ばれた11人の審査員は、法律家の意見も参考にしながら、感情に流されることなく、市民としての良識を結論に反映させてほしい。
 重責を担う審査員の判断を静かに見守る姿勢も求められる。
 検察審が先月、小沢氏の「起訴相当」議決をした直後、民主党を中心とした議員連盟が「国民感情に司法が揺さぶられている」と疑問を呈した。制度の検証は必要だが、検察審への圧力と受け取られるような言動は慎むべきだ。

 そういうこと。
 次回の検察審はどうなるかはわからない。裁判的には無理筋なのでそこをどう織り込むか。
 小沢さんは燃料補給⇒小沢氏強気、政倫審「出席の理由非常に薄い」 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席については、「別に出るのが嫌というわけではない」と出席の意向を示したものの、「政治団体強制捜査の対象となり、不正な献金はなく、その他の実質的な犯罪も何もないという結論が出た」との見解を繰り返し、「政倫審以上の厳しい捜査があり、出席する理由は非常に薄くなっている」とも付け加えた。