読売新聞社説 B型肝炎訴訟 国は和解協議で治療対策示せ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 だが、薬害C型と異なり、明確な原因証明が難しいB型肝炎で同様の補償を一律に行えば、兆単位の財源が必要になるとして、国は強い難色を示している。

 隠されていることではないのでちょっとだけ触れておくかな。
 ⇒性感染症としてのB型肝炎:肝炎.net

現在日本では、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染している人が130万〜150万人いるとされ、そのほとんどが「HBV母子感染防止事業」が実施される以前の母子感染によるものです。

 まず大半は母子感染。

1972年にHBs抗原検査が開始されてからは、輸血によってHBVに感染する人は減少しており、現在ではその危険性はほとんどありません。

 1972年以降は輸血の経路はほぼなくなった。

一方、現在ではHBV感染がSTDとして流行傾向にあるという問題が浮かび上がってきています。

 これらの要因を排除して認定していくにはどのような手法が導入されるか興味深い。