条件の合いそうな自治体に協力を求めるなど、万策尽きて県内に戻ったというのならまだしも、政権内では早くから、名護市の米軍キャンプ・シュワブ陸上案や、うるま市の勝連半島沖の埋め立て案が検討されていた。5月末の決着期限まで1カ月を切り、ようやく「本音」を表に出した。
メディアが忖度して馬鹿騒ぎしただけで、県外移設をまともに考えた形跡はなかったな。隠し球でもあるのかとも思ったが、それもなかった。
残された短い時間で移設先の理解を得ることができなければ、決着の先送りか、地元の同意なき強行か。首相にはいずれかの選択肢しかなくなる。
朝日新聞は気がついてないのかもしれないけど、決着の先送りというのが現行普天間飛行場の温存という意味なんだよ。