朝日新聞社説 なり代わり投票―厳粛な信託を忘れたか : asahi.com(朝日新聞社)

 風上にもおけない、とはこのことをいう。
 自民党若林正俊農林水産相参院本会議での採決で、隣席の同僚である青木幹雄議員の投票ボタンを本人になり代わって押した。「魔がさした」ではすまない不行跡であり、議員辞職したのは当然である。

 まあ、そういうことなんで、どうもそれほどひっぱるほどの話題でもないように思った。

 若林氏は「深く考えることなく押した」と語ったが、それは青木氏がどう投じるかを分かっていたからである。法案への賛否は通常、党執行部があらかじめ決め、各議員に対し「党議拘束」をかけている。ならば、「なり代わり」投票をしたところで実害はないという感覚だったのだろう。

 他党も同じでしょ。

 「国政は国民の厳粛な信託による」と憲法はうたう。その本分を忘れるような行いは、もっての外である。

 あまり言うのも野暮だけど、社説子、この意味わかっていないよ。きちんと前文を読むとよいのだけど、太平洋戦争は日本国民から分離した政府(ここでは国家)の暴走であったから、国民はきちんと政府(国家)に縛りかけなさいということ。そのためにも国を大きくしないことが大切なんだけど。