朝日新聞社説 冬季五輪―氷上に吹くアジアの風 : asahi.com(朝日新聞社)

 4位には両親が日本人の米国代表・長洲未来選手、5位には安藤美姫選手が入った。上位5人中にアジア系が4人である。男子フィギュアのシングルでは高橋大輔選手が銅メダル。ペアでは中国が初の金と、銀もとった。
 銀盤に、アジアの色鮮やかな華が咲き競ったかのようである。

 社説子の感性を疑うところ。
 キム・ヨナは15歳からカナダで暮らし、生活様式や物の考え方の大半はすでにカナダ人と言っていいだろう。彼女の国籍は韓国のままだろうが、そもそもカナダにアジア人がいたからといってそれがどうだというのだろう。
 日系ロシア人、日系アメリカ人、それぞれ名前に日本表記の名残があったからといって、ロシア人でありアメリカ人というだけのことではないか。
 むしろコーチのコンセプトが問われていたのではないか。

 身近な国とフェアに競い、学び合う中でアジア全体のレベルが上がり、その結果、世界でのアジアの存在感が増していく。スポーツから学び取るべきことは、実に深い。

 それって大東亜共栄圏の感覚と変わらんな。