朝日社説 ユーロの憂鬱―「政府なき通貨」の試練 : asahi.com(朝日新聞社)

 経済が一体化しているのに、政治が追いついていないのだ。その弱点を補うために「欧州経済政府」を設立する構想なども浮上している。

 政治が問題なのはわかるが、その構想は別問題だし、現下の文脈では逆走。

 欧州統合はいわばグローバル世界のミニチュア版。国境を越えた経済に振り回される政治、という構図は非EU圏も共有している。どうすれば溝を埋められるか。ギリシャをめぐるEUの七転八倒は、ひとごとではない。

 プラクティカルにいうと、「ひとごと」だよ。ただ、米国があっぷっぷなんで日本が少し痛みを受ける必要もあるかもしれないけど(IMFとか円高維持とか)。