日経春秋 春秋(12/24)

キリスト教は欧米の宗教ではない。発祥の地は現代風にいえば中東であり、西に向かって広まった。地理的な距離感は、インドで始まった仏教が東に向かい、日本でも定着したのと似ている。キリスト教も、仏教も、その過程で、それぞれの地に合った味つけもなされた。

 「西に向かって広まった」といのはそうでもないのですけどね。クビライ・ハーンの母親はクリスチャンだったのですよ。その理由を調べていくと、キリスト教がどう広まっていったがわかると思いますよ。