日経社説 弱い約束を確かな排出削減合意に育てよ:NIKKEI NET(日経ネット)
ああ、これは良社説。
結局、新議定書はつくれず、拘束力のある合意もできなかった。今後の道のりがいかに険しいかが、改めて浮き彫りになった。ただ、コペンハーゲンで小さなヒナは生まれた。このヒナをこれから育て、世界規模での確実な低炭素化を導く足がかりにしなくてはならない。
京都議定書の枠組みも残る。京都議定書とその後の新議定書を融合させるのか、2本立てになるのか、決着は来年の会議に持ち越された。新議定書の採択を目指して日米欧にさらに粘り強い交渉を求めたい。
まあ、普通に考えると、コペンハーゲン合意なるものは成立しなかったので、京都議定書が残ったという理解でよさそう。そして、それは、けっこう日本には大変なこと。口先だけの鳩山政権でできるんだろうか。