日経春秋 春秋(11/3)

 家計に占める光熱費といえばふつうは水道、ガス、電気を指す。蛇口をひねると水が出る。コンロをガス栓につないで鍋を囲む。電源コードを壁に差し込めば、掃除機が動き出す。似たような仕組みの3つだが、電気だけ違う点がある。
▼見慣れたコンセントを眺めてみる。わが家では平行な線状の穴が2つ。水道やガスの穴は1つしかない。2つあるならば入り口と出口であろう。電気は、家の中に一方的に流れ込んで終わるわけではない。仕事をした後に壁の向こうに帰っていく。鉄塔の送電線や家の中の配線は、巨大な「回路」を構成している。

 完全に間違っているとも言えないのだけど、「2つあるならば入り口と出口であろう」はちとなぁ。
 これは単相2線式のこと⇒単相2線式 - Wikipedia
 だからこれもある⇒単相3線式 - Wikipedia
 最近では高校で教えないのかな。