うひゃ

 ⇒夏目漱石は「自分がない」空虚な状態からどう脱したのか?――「自己本位」の発見 | 現代人に突きつけられた「うつ」というメッセージを読み解く | ダイヤモンド・オンライン

 この「自己本位」への覚醒によって漱石は主体的な生を回復し、「うつ」状態から徐々に脱していくことができたのでした。そして、それは同時に作家・夏目漱石を誕生させる出発点にもなったのです。
 このような目覚めは、漱石という選ばれた人間にだけ起こった特別な経験なのではありません。「うつ」から真に脱することに成功した人たちは、やはり例外なく、ある時点で「自己本位」に目覚める経験をしているのです。