これね

 ⇒人の命より資本主義を優先するのか? 米国健康保険改革の座礁 | シリコンバレーで考える 安藤茂彌 | ダイヤモンド・オンライン

 国と州が共同運営するもう一つの公的保険がある。低所得者向けのメディケイドである。連邦基準で、貧困層と言われているのは年収百万円未満の層(一人暮らしの場合)である。しかしその層でも60%がメディケイドに加入できないと言う。ということはメディケイドにも加入できず、民間保険にも加入できない多くの貧しい人々がいることになる。

 その実態がいま一つわからない。その半数は、慈善でフォローされているらしい。

 このようにして多くの市民が民間保険からはじき出されている。失業中で資力のない人、自営業で資力のない人、既往症のある人、極貧層ではないが低所得の人々。こうした人々を合わせると4600万人にもなってしまう。こういう人が病気になるとどうなるか。通常は多少痛くても医者には行かずに市販薬で治療する。それでも症状が悪化するようだったら救急患者として病院に駆けつける。

 オバマはその4600万人から移民を排除して3000万人に修正したはず。