そういえば、クロ現の「どうつきあう サプリメント 〜明らかになる“健康被害”〜」もめちゃくちゃな内容だった

 ⇒10月8日(木)放送 どうつきあう サプリメント 〜明らかになる“健康被害”〜

栄養を補助するものからダイエット向けのものまで、健康志向が高まる中、様々な種類が販売されているサプリメント。ところが、健康のためにととったはずのものが思わぬ形で健康を害するケースが出てきている。また、サプリメントが病気の治療に使う薬の効果を弱めてしまうこともわかってきた。こうした中、専門の知識をもった薬剤師などが消費者に指導するアドバイザーの資格を取って活動を始めたり、健康食品メーカーも専用の相談窓口を設けたりするなど新しい動きが出てきている。サプリメントとどう付き合うべきなのか、考える。
(NO.2798)

スタジオゲスト : 梅垣 敬三さん
    (国立健康・栄養研究所
 情報センター長)

 出てくる事例が、一つだけの特例とか、そんなの医師・薬剤師の常識の問題じゃないのというのに尾ひれがついて、不安を増長させていただけだった。
 とくにαリポ酸、つまり、チオクト酸の摂取の一例がこてこてあげられていたのだが、摂取量がよくわからなかった。ほうれん草600kgというのだが、200mgだろうか。いずれにせよ、特異体質だというオチだが、明白になれば、PKUみたいな扱いになるのだろうが、米国の安全情報を見てもそんな動向はなかった。
 というか、同種のサプリメントは他国でも使っているのだから、どういう被害が想定されているかとか想像力は働かないのだろうか。
 というか、こんなの国際基準で考えろよ。
 あと、「栄養機能食品」くらいきちんと説明し、薬理作用と分けて議論すればよいのに。
 健康番組の非科学性はよく取り上げられるけど、その批判番組も同じくらい非科学的でどうすんだ。