朝日社説 リーマン破綻1年―運命を共にする時代 : asahi.com(朝日新聞社)

 それでも「大恐慌の二の舞い」を防ぐことができているのは、各国政府が足並みをそろえて巨額の財政出動や超低金利政策を打っているからだ。
 一極集中的な米国主導のグローバリゼーションは挫折したが、その米国が提唱した主要20カ国・地域(G20)による協調が効果を発揮した。これは、中国やインドなどが比重を増しつつ、グローバル化が多極化という第二段階の幕を開けたことを示している。

 文脈のつながりが残念。こうつながるべき。「日本はかつて失われた10年に無駄な財政出動をし、膨れあがった巨額の国の赤字に怯えている。しかし、あの時代には金融政策しか効果を持たなかったが、現在は違う。各国が強調していて財政出動をしている現在こそ日本の財政出動が効果を持つ。日本は他国と違い財政赤字外資に頼っているのではない。経済成長の路線に乗ることが赤字削減の近道でもある。」