読売社説 核燃サイクル 技術確立へ抜本対策が必要だ : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 今夏の竣工(しゅんこう)を目指してきた日本原燃の「再処理工場」(青森県六ヶ所村)の工期が、1年以上遅れることになった。
 工期の見直しは、1989年の事業指定申請以降17回目となる。試運転の最終段階で深刻な技術トラブルに直面したことが理由という。
 問題は、相当にやっかいなトラブルということだ。事態を悪化させた原燃の責任は大きい。一義的には原燃が抜本的な対策を講じるべきだが、その場しのぎの対応では解決できまい。産官学が力を結集して当たるべきだ。

 メモ。