朝日社説 asahi.com(朝日新聞社):社説 2009年8月18日(火)総選挙公示―「09年体制」の幕開けを

 とくにどってことない社説なのでスルーでよいのだが、ネットでもそうだが、右派左派どっちも結局ナショナリズムパターナリズムで、リバタリアニズムというのはないなと思う。正義と国家に魅了されてしまう人たちというのは、どうなんだろか。
 そういえば民主党日章旗を継ぎ合わせたというショーもない話で、「国旗を切り貼りして何が悪い」みたいな意見をネットで見たが、私の感覚としてはもちろんまったく悪くないと思うが、それを掲げる集会というのは、国家のシンボルに敬意を持たないという思想を表明した集会だということで、「国旗を切り貼りして何が悪い」ではなく、そういう集会も日本国では許されるということにすぎない。そして民主党の支持者にそう考えている人がいるのだろうなと思うだけのことだ。日本は自由である。国旗が象徴している日本国家がその自由を許している。そうではない国家も多い。他国でこのように国旗の切り貼りを掲げる集会がどのような意味を持つか、外に向けた想像力は持っていたほうがよいと思う。