毎日社説 社説:西日本豪雨被害 「町で何が?」徹底検証を - 毎日jp(毎日新聞)

人口約2万人の中山間地域の町に、なぜこれほどの被害が集中したのか。疑問がぬぐいきれない。

 と問い掛けているがたいして答えは出ていない。

 今年は伊勢湾台風から50年を迎える。5000人以上の犠牲者をだした反省から治水対策が進み、その後死者1000人を超す台風被害は起きていない。しかし、数十人規模の被害が姿を消さないのはどうしたことか。人的被害をなくすため、あらゆる技術と知恵を動員すべきだ。

 逆ではないか。1000人を越える被害を出す自然災害が50人以下に縮小されたということではないか。
 昨日の地震でも、なにかの不運で50人くらい被害が出ても不思議ではなかった。