毎日社説 社説:’09衆院選 国のかたち 「官僚内閣制」を超えよ - 毎日jp(毎日新聞)

 来る衆院選では、そのあり方が問われようとしている。議院内閣制の下で首相が選ばれながら実際は縦割り省庁の官僚が行政を主導する政府と与党の二元状況は「官僚内閣制」とすら呼ばれる。しかも、地方行政の多くの分野で自治体は中央官庁の統制に服している。

 これ高橋洋一の提唱でなかったっけ?

 民主党は小沢氏の持論だった「国と300市」への再編構想を見送ることにした。道州や都道府県も置かず国と市の2層とすれば国の行政領域を広げ中央集権を加速しかねなかっただけに、理解できる。
 では「小沢構想」に代わり、どんな国家像を描くのか。より踏みこんで語らねばならない。

 小沢のシンパだった私はこれも残念に思う。小沢構想の消えた民主党に私は関心ない。
 自由党を作ったとき小沢は、小さな政党であっても政策政党であればよいとした。私はなるほどなと思った。多くに人が小沢に付いて離れていった。この政治家に接近して離れることはたやすいが、とことこん付いてみたらなにが見えるだろうと、私は追って行った。本当にこの人の夢だった政権交代が実現する日が来たが、そのためには、戦後の宿痾であった左派を併呑した。
 「国と300市」については今の自分の考えではあまり支持できない。州レベルの行政は必要だろうと思う。