ブログサバト

 今週は早かった。
 エントリの反感コメントとかに、うーむ、反感以前に基本的な読解力というか認識力がいかがなものかと思うこともがあるが、そう言った指摘はしづらい。そのレベルのかたにまでわかるように書けというのもわからないではないし、あーfinalventか読まね、というのもブログというもののありかただろう。
 わかるよう書けとか、釣れるように書けというのも、なんとも微妙なところだ。否定はしない。そうしなければブログとかでは存在すら事実上できない。
 ブログの場とは何か論をまたこの機会に見かけるし、ブログの場は「公」なのだという意見もあるが、まあ、大人げない議論もしたくはないが、publicとcommonというのは違う。後者は前者の前提かもしれないが、ブログは後者に近く、前者への通路には、友愛というかコミュニケーションのプロセスというか、アーレントのいうアゴラ的な議論のプロセスが必要になる。
 が、まあ、そういうメタ論を理解せよというのはさらに各論よりハードルが高い。極東ブログのほうでできるだけ個別の議論にあわせて展開しているつもりだが。