NHK 沖縄 慰霊の日特番「“集団自決” 戦後64年の告白〜沖縄・渡嘉敷島〜」、見たよ

 慰霊の日をきちんと22日に戻しているあたりはさすが、という話はさておき、渡嘉敷の慰霊の日は3月28日。
 ⇒沖縄 慰霊の日特番「“集団自決” 戦後64年の告白〜沖縄・渡嘉敷島〜」 : NHK 番組表

番組内容
沖縄戦の”集団自決”で300人以上が犠牲となった渡嘉敷島。そのとき家族の命を奪ってしまった男性が語り始めた。戦後64年、苦悩し続けてきた心の軌跡を見つめる。
詳細
1945年、沖縄戦の“集団自決”で300人以上が犠牲となった渡嘉敷島。そのとき家族の命を奪ってしまった男性が語り始めた。現在82歳、認知症の症状が出て入院してもなお、64年前の“あの日”のことを思い続けていた。「なぜ家族を手にかけなければならなかったのか」。戦後64年、苦悩し続けてきた男性の心の軌跡。

 特に新しい事実はなかったように思う。
 ⇒「 「集団自決」を心に刻んで―沖縄キリスト者の絶望からの精神史: 金城 重明: 本」
 キリ短の先生でしたね。
 先日、戦中派のうちなーんちゅはきちんと内地語を話すと書いたが、金城さん兄弟もきちんと語っておられた。逆にいうと、内的な体験は内地語では語り得ないものなので、こういう番組の作り方にちょっと違和感があった。金城さん兄弟にはまだ伝えづらいこともあったのではないかと思う。