日経春秋 春秋(6/3)

クールビズのPRとはいえ大仰な気がするが、あのシャツはたしかにこれからの時期に心地よい。沖縄ではこれが堂々の正装だ。

 いや、それはないって。

64年前の今ごろ、本島の守備隊は日一日と米軍に追いつめられ、多くの住民も果てた。悲惨な戦いが終わり、戦後が始まった6月である。

 いや、それは違うって。
 ⇒沖縄戦 - Wikipedia

沖縄戦は1945年3月26日から始まり、組織的な戦闘は6月23日で終了した。

北郷大佐をはじめとするこれらの部隊の生き残りの将兵たちが米軍に投降したのは、日本政府が8月15日に国民へ停戦を発表してから2週間後の8月29日のことである

 コラムに戻って。

今も本土に比べて何かと立ち遅れは目立つ。完全失業率や県民所得は全国最下位、学力テストの成績まで散々と聞けば打ちひしがれた印象を抱いてしまう。ところが実際はどうだろう。島はパワーにあふれ、老人も子どももすこぶる元気だ。

 いや、それも違うって。
 母子家庭も多い⇒図録▽都道府県別の離婚率
 大きな問題⇒養育費請求支援・実効力のある仕組みに - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース
 老人というけどそれに至る前の中年男性は⇒県内自殺者、3ヵ月連続40人台 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

この亜熱帯の島から学べるものは、かりゆしウエアだけではない。

 ちなみに、かりゆしウエアのデザインは、ハワイアン。