ごく個人的には

 増田⇒少年老い易く学為りがたし

20までに積み上げがあれば、20〜30でその成果を収穫できて充実したものになるんでしょ。

 20までというのは、ごくベース。そのベースが大切というのはあるにしても(でも運命みたいなもの)。
 で、30までは、人は性的に成熟しない。というか、自己との多少なりとも調和ができるのは、男女差や個人差はあるけど、30以降。
 で、そのころ、自分が何を知るべきかが見えてくるので、30代がその後の基礎。
 けっこう誰もうまくいって、40代前半で、ぼきっと折れて、次にそういうものとの調和で自分を作り替えていくかな。
 世に出る運命のある人はだいたい40までに出ているから、外れた人は、それ以降は、まあ、どっちかというと、騒ぐ世間の傍観者というか、自分の人生は自分の人生、勝間勝代は車窓の風景。
 ま、そんな感じかな。
 で、一寸の光陰軽んずべからずと、朱子であるが。
 孔子という人は礼を説いた人だけど、その根幹に、仁を据えた。そこを彼はあえて説かなかった。道学先生は説きたがるが、孔子先生はときおりゆったりと音楽と詩を楽しんでいた。たぶん、音楽と詩のなかに仁を調和させて礼で整えるというところに生き方を見たのではないかと思う。