朝日社説 スリランカ内戦―人道危機と日本の責任 : asahi.com(朝日新聞社)

 この人道危機を国際社会も見過ごしてはならない。かつてルワンダスーダンの紛争で、状況判断を誤ったために大勢の犠牲者を出してしまった教訓を思い出すべきだろう。

 あのー、スーダンの紛争は、過去形じゃないんですけど。そして、それを教訓とすべきなら、ダルフール・チャド問題にきちんと取り組むべきなんですけど、朝日さんも。

 そのLTTEは敗北を前に、まったく無謀な行動に出た。地元住民を部隊と一緒に行動させ「人間の盾」としているのだ。武装勢力の家族や支持者が一部いるとはいえ、大部分は強制されていると見て間違いあるまい。

 この社説とは直接関係ないが、弱者であり迫害された側もまた「人間の盾」は使う。そして、それは強制でなくても実施されることがある。そのように人が追い込まれるとき、「弱者であり迫害された側」というのがどういう意味をもつのかわからんやつがまだいることにあきれるな。