日経春秋 春秋(5/11)

ワトソン氏の信念は固かった。しかし主力の汎用コンピューター事業が全盛期を迎えると、IBMの企業風土は保守化した。「野鴨」はどこへいったのやら、業績が大幅に低下して、大改革を経て今日に至っている。飼いならされた社員が増えるのは、経営者が官僚的になるからだ。そんな会社はこれから危うい。

 日本IBMの人、だった人はどう読むかな。