朝日社説 こどもの日に―世代間負担を見直そう : asahi.com(朝日新聞社)

 経済も人口も、右肩上がりの時代ではない。世代間負担の仕組みを根本から見直さなければ、子どもたちの未来は削り取られる一方だ。
 この国の将来を支える世代に、どう希望を残すのか。それを考えるのは、参政権をもつ私たち大人の責務だ。

 たぶん、そういうふうに倫理的に問うしかたが失敗したというか、そう政治参加に集約してしまうのがほぼ間違いなんだろうと思う。では? 基本的には貨幣価値を多少落とす方向に進めるしかない。それと、希望を私たちの地域の文脈に置き換えていくことだ。
 もうちょっというと、若い人が「勝ち組」を求めるのではなく自由を日々の幸福として是認するような社会、老いた人が自己の人生を自身のなかに解消できる社会か。やや抽象的だが。ある意味、「負け組」の人生というのが基本の市民社会なんだという定常感かな。