NHK BS世界のドキュメンタリー 〜ファインダーが見たブッシュ大統領の8年〜、見たよ
⇒ラストカット 〜ファインダーが見たブッシュ大統領の8年〜 :
同時多発テロから8年。10万カットを越えるモリスのコンタクトシートには、その時々の、ブッシュ大統領の姿がある。イラク戦争を始めたホワイトハウスでの決断、ハリケーン・カトリーナの被災地を飛行機から見つめる姿、傷ついた兵士を見舞う大統領の涙、家族とのプライベートな写真、そして、オバマ新大統領の就任式。「テロとの戦い」の名の下で世界に広がったブッシュの戦争、アメリカの存在が大きく振れ幅を変えた時代、その8年間とは何だったのかー。記録された写真とモリスの証言を軸に、ブッシュ政権の8年間を描く。
それなりに面白かった。
モリスは当初ブッシュが嫌いだったのだが、バッシングされていくブッシュにある親密感を抱くようになる感じはわかる感じがした。というか、ブッシュの前半でも後半でも、あのスターズ&ストライプスに熱狂していくアメリカ人というものへの違和感が、結果として感得されたようだった。
私などからみていると、ブッシュへのかつての熱狂もオバマのそれも、同じ、珍妙なる愛国心だろうとは思う。そしてどちらも、歴史の目からは同等の欺瞞を抱えている。
あと。
関係ないけど、奥さんは再婚か。子どもが小さいな。