朝日社説 追加経済対策―未来の構想力が試される : asahi.com(朝日新聞社):社説

 悪口みたいになってしまうけど、焦点のない社説だなと思った。黙々と名古屋名物ういろうでも食べているような感じか。

 これから世界に類のないスピードで高齢化が進む。そのなかで、温室効果ガスの排出をできるだけ抑えた産業構造を築く。こうした課題を解決するには、知識を高度化しそれを担う人材を育成する必要があり、教育の充実がかつてないほど重要になってくる。

 書いていて意味を考えているとは思えないような文章だな。高齢化も、温室効果ガス低減の産業構造も、知識の高度化も、教育もそれぞれどう意味をとらえてこんなお作文となるのか。少なくとも教育というのはそんな簡単なものではない。

 政府・与党の一部には、相続税を免除する代わりに無利子とした国債や、政府が独自の紙幣を発行し、財源にしようという動きがある。無利子国債は富裕層への優遇策であり、政府紙幣は通貨価値の信認を破壊する「禁じ手」だ。そんな策を必要とするほど破滅的な事態に至っているわけではない。

 自分も経済は半可通な人なので目くそ鼻くそを笑うの類だが、政府紙幣について理解して書いているのでもないのだろう。