ま、時代とともに変わるかな

 ⇒http://anond.hatelabo.jp/20090216135204

オブジェクト指向で書かないと開発速度が10分の1になったけど、まぁ、よくね?って書いてあった。
いいわけないだろ?開発期間=>人件費に効いてくる。

 
ムーアの法則が勝つかアムダールの法則が勝つかではあるが。
開発期間を重視したプロジェクトが、数年後まで生き残れているか、という問題と。
開発期間を重視したプロジェクトが、数年後に同じ早さで動いているかwという問題がある。
たいていその手のプロジェクトは、追加開発でどんどん遅くなって、早くなったマシンスピードと相殺される。
東証の問題とかがなぜ起きるのか?といえば、そういう原因もある。
ちなみに、おおざっぱに言えば。速度の大小を決める要因となるのは、全体のコードの20%しかない。残りの80%は機能重視で十分。
その、最悪アセンブラ持ち出してまで高速化する20%と、オブジェクト指向だろうが、なんだろうが、とにかく動けばよい80%を分けるのが『設計』であり『上流行程』
これが、出来ない奴が多すぎる。
全部のコードを高速化するには、優秀なプログラマが不足する。全部のコードを凡庸に書いたら、まず実行速度が今のマシンじゃ足りないサービスになる。
会社では作ってみて、出来が悪かったら、プログラマじゃなくて、管理職を飛ばせって主張してるけど、この辺が理由。

 まあ、そうかな、分野によるんだけど。
 というか、プロファイリングは難しい。
 「オブジェクト指向」が曖昧で、ようするにライブラリーというかパッケージを使いますかのレベルと、設計のレベルは違うし、つまり、それって言語の問題じゃない。
 で。
 ⇒求人数はJava、年収はC#がトップ――ワークポートが調査 − @IT
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 Cが多いのは、たぶん、制御系じゃないかな。つまり組み込み。
 これもITRONとかでなんとかできそうな気がするけど。
 っていうか⇒μITRON - Wikipedia
 できるんかいな。
 Cに戻すと、これって、たぶん、言語としてのCの問題じゃなくて、ようするにハードウェアの問題なわけで、そういうのはプログラマーの技能というより、個別のハードウェアとその個別の設計技法の問題なんだよね。
 そして実際にはだからC++になるのだろうな。というか、実際には言語の問題でもないのでしょうね。
 Web系については、はてなだとクライアントサイドが多いみたいだけど、実際はサーバに依存するから、ということかな。PHPとか、あれって言語ですか、と思ったけど言語なのでしょうというか、実際には言語よりDBの技術だろうし。
 C#は面白いんだけど、イメージわかない、というか、現実には、VB.NETなんじゃないかと疑念。
 年収でCOBOLが高いのは、俺らの世代なんだろうな。ある意味で既得権かも。というか、COBOL自体は別段難しい言語ではなくてレコード設計とかそっちのほうの技術なんだけど。