今日の一冊 No.4 「紅い花」つげ義春

 ⇒中村伊知哉さんの私の1冊「紅い花」つげ義春 | NHK 私の1冊 日本の100冊

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紅い花 (小学館文庫): つげ 義春
 中村伊知哉さんという人を私は知らない。話を聞いていると同い年くらいかと思うけど、「紅い花」をあの小学館の文庫で初読というようなので、つげ義春のことをよくわかってなかったぽいので若いのか。
 ⇒中村伊知哉 - Wikipedia

中村 伊知哉(なかむら いちや、1961年 - )慶應義塾大学教授。京都府出身。京都大学経済学部卒業、大阪大学博士過程単位取得退学。博士(政策・メディア)

 ああ、また微妙な年代か。
 で、「紅い花」つげ義春だけど、傑作ですよ。
 ただ、中村伊知哉さんの話は、なんかぜんぜんわかんなかった。
 原作は、水木しげるとか柳田国男とか知らないと背景がわかんないかと思うが、そういう話への展開はなかった。
 ちなみにこのころの作品だと、「李さん一家」が面白い。
 ほか、この時代のつげの作品は、80年代のCMとかにけっこうサブリミナルっぽく入っている。ので、そいうメディアの部分に着目するとよいのだが、そういう言及は番組でなし。
 糸井さん以外にこのあたりとか⇒川崎徹 - Wikipedia
 つげに戻ると。これが傑作かな。

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必殺するめ固め―つげ義春漫画集: つげ 義春: Amazon.co.jp
 現在だとこっちの編集か。
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ヨシボーの犯罪 (小学館叢書―つげ義春作品集): つげ 義春: Amazon.co.jp
 あと、ダブリになるけど。
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リアリズムの宿―つげ義春「旅」作品集 (アクション・コミックス): つげ 義春: Amazon.co.jp
 あと。
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つげ義春を旅する (ちくま文庫): 高野 慎三: Amazon.co.jp
 この本が出るずっと前だけど、私も調布をいろいろ散歩して現地調査しましたよ。当時はまだその名残があった。
 ⇒ツンデレというのは… - finalventの日記