読売社説 北の湖理事長 辞任を抜本改革のスタートに : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 だが、世界反ドーピング機関公認の検査機関が、科学的に陽性反応を確認したことを考えれば、当然の処分といえる。

 まあ、この検査の信頼性は高いから、「冤罪でしょ」とは言い難い。
 しかし、相撲はオリンピックみたいに、こうした検査機関を公準化したルールにしているわけではなかった。「本当はどうなんだ?」という声に、科学的な精度で検査したらそうなったというだけで、これはルールではない。
 むしろ、相撲という伝統興行は弟子と親方の信頼がルールだった。親方が弟子を信頼している、オレが責任をもつというなら、それはそこで終わってよい。あとは、相撲を支える人が親方をどう見るかということだ。
 だから、親方に問題があるならしかたないとはいえるけど、精度の高い検査だったからというのは、私は違うと思う。
 
追記
 ⇒asahi.com(朝日新聞社):露鵬・白露山「6月、ロス巡業中に大麻吸引」協会聴取に - 社会
 ということで、大麻は日本では麻薬、つまり警察沙汰の犯罪、ということで、犯罪という枠組みでは上のコメントは適切ではなかった。