朝日社説 定額減税―ばらまきに踏み出すのか : asahi.com(朝日新聞社):社説

 「ばらまき」という言葉の呪縛のように思える。

 これを押し込んだのは公明党だ。定額減税は所得が低い人ほどありがたみが出る。公明党には、かつての地域振興券や児童手当の拡充と同じように、党の実績として選挙で売り込みたいという思惑があるのだろう。

 後半政局の視点に移っているが、「定額減税は所得が低い人ほどありがたみが出る」でなにが悪いというのだろうか。
 とはいえ。

 それでも公明党の主張に折れたのは、総選挙で創価学会の支援がぜひほしいという事情からだろう。

 創価学会は大変なことになってきたなという感じがする。
 これが震源でしょう⇒きしむ自公連立政権/距離を置く公明党の事情
 で。

 それならば、首相はその言葉どおりにやってもらいたい。国債は追加発行しない。さらに、特別会計にある積立金、いわゆる「埋蔵金」を流用するのも禁じ手にすべきだ。埋蔵金は本来、借金の返済に使うべきものだからだ。

 そうやって政府のポケットの詰め替えするのをやめてほしいんだけど。