ざっと読んだ

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量子力学の解釈問題―実験が示唆する「多世界」の実在 (ブルーバックス 1600): コリン・ブルース, 和田 純夫
 量子力学の解釈論としては、大半は類書にもある、けっこうスタンダードなものなんじゃないかという感じがした。個別には、ボームの理論ってそれほど珍奇でもないのか、「眠り姫問題」は問題だな、かな。ペンローズについては、まあ、こんな扱いでしょう。
 で、で?っていう感じが残る。
 もともとそんなものなのかもしれないが。