日経春秋 春秋(5/27)

人を裁く重み、極刑を言い渡す苦悩さえ市民が背負う日が来る。長崎の事件で裁判所はためらいなく断罪したが、素人がその確信を胸に刻むのは並大抵ではない。よりどころは1人ひとりの正義であり誠心だろうか。様々な工夫をして制度を知らしめるのはいい。けれど、もっと厳しい話をする時期を迎えている。

 「極刑を言い渡す苦悩さえ市民」ということはないというのが最高裁が最近指針を出したと思うが。
 あと、「よりどころは1人ひとりの正義であり誠心だろうか」だろうけど、いや社会的対話でしょ、単純に。