日経春秋 春秋(5/17)

もっとも、もう一度学び直したい、資格の勉強をしたいという社会人は少なくない。最近は大学院がその受け皿になっているけれど、学部だってニーズをくみ取れれば夜学復権の道があるかもしれない。さて、夕爾の詩はこう続く。「学問のたのしさ/そしてまた何というさびしさ」。そういう時代は遠くなった。

 学問の楽しさとというのは、たぶんによき師に巡り会うとこだが、日本とか中国だと、師はいわゆる英語のメンター的なニーズになる。それはちょっとウザいなと思う。