日経社説 チベットの人権守り 聖火を揺らすな(4/11)

 これまでのところ、中国政府は高圧的な姿勢を強める一方だ。チベット自治区など騒乱の起きた地域でこれまでに953人を拘束し、ダライ・ラマには分裂主義者との非難を繰り返している。
 中国政府当局者や政府の統制下にあるメディアは、西側メディアのチベット報道を「真実をねじまげている」と批判している。中国側の一方的な主張と報道は中国国内で西側メディアやダライ・ラマへの感情的な反発が高まる一因となっている。

 微妙にそうでもない。今週のニューズウィーク日本版にもあるが、中国にとって行きすぎのナショナリズムしかも人種問題に結びついた漢族意識は統治に非常に問題があり、微妙に対応している。
 ちょっと踏み出していうと、日本のこの件での対中国は毒入り餃子と同じパターンがある。つまり、熱が冷めればまた忘れてしまう。