産経社説 【主張】イラク開戦5年 日本に与えた重い教訓 国益守る覚悟を固める時だ - MSN産経ニュース

 ブッシュ大統領が当初のイラク平定作戦の不十分さを反省し、昨年2月に米軍3万人の増派を断行したのは賢明だった。米軍発表によれば、昨年6月から今年2月までにイラク全土でのテロ攻撃が70%、宗派間の攻撃は90%も減少している。米ブルッキングス研究所も治安の改善と産油量の上昇をあげ、「イラク政治が破滅したと断じるのは、新しい動きを知らない者だ」と指摘した。展望はひらけつつある。

 この話に反発を覚える人は多いし、反論もなりたつ。産経だからというだけで違和感をもつ人も多いだろう。ただ、引用したのは、「展望」ではなく、「新しい動き」の局面のほうで、先日アラブよりの論評を読んでいて実はそれがすでに前提化しているのにちょっと驚いた。
 最近アルジャジーラの報道のクオリティが上がっている。アラブにおける報道や評論に何か変化がある。(いうまでもないけど、米国寄りとかそういうことではないよ。)