増田的初恋の思い

 ⇒人は死ぬ直前「初恋の人」がよぎるか

だけどちょっと待てよ。死ぬ瞬間何も考えないのは寂しくないか?
大切なものすらどこか彼方にすっ飛んで無心で死ぬなんてもったいないだろ。
そう考えて僕は思った。
「せめて好きだった子くらい思い出しておきたいよなあ」
いま隕石が降り注いだなら僕は思い出に浸りつつ逝けるだろう。

 これは、できたら、今すぐ電話でもしてみるといいと思う。
 というのは、私は、二十代の後半だったが、同じような思いで電話したことがあり、思い出に残ったというか。その思いから解放された。