読んでもらうためにときたま気をつけること

 読んでもらうために気をつけること - 北の大地から送る物欲日記を読んで。
 いいことが書いてあるんだけど、見た瞬間に読み終わるブログがたまにあります。それは文章が短いブログ。
 読もうと思ってリンク先に飛んだ瞬間に、改行ばかりで、しかも1ページ分だけ。見ただけでわかるようなエントリで読んだという満腹感に浸れる人ってどれくらいいるでしょうか。
 短い文章がすべてダメだとは言いませんけど、読む人がもういらんこれ以上読めないというくらいお腹いっぱいですになるような配慮をしておくと、次回も読んでもらえる確率が上がります。飯屋のどんぶりご飯と同じです。お代わり自由です。
 私がブログを書くときに気をつけているのは、

  • 段落はポトフのお肉のようにきちんとブロックの形が見えるようにする。
  • 段落が少なくなるようだったら、関連資料をたくさん引用する。
  • 文章中で使う用語・表記はなるべくバラエティを富ませて、読者が微妙な比喩の関係に飽きないようにする。
  • 主張が複数になってしまうように見せる場合、記事にちょっと本音がどこにあるかがわかるような仕込みを入れることを考える。
  • 箇条書きにできる部分でも文章できちんと展開する。
  • 書いてる内容を知らない人でも10年後には分かるようにきちんと話を構成しておく。

辺りでしょうか。
 書き方のスタイルはいろいろあって、いろんなブログを読んでいて「あ、このスタイルはいいな」と感じても、人は人です。自分のブログのスタイルとは関係ありません。
 せっかく書くのだからブコメ一行でまとまるような内容では物足りません。