今日の、これね


 それは、ころね。
 で。
 ⇒実は…間違えて音読していたコトバランキング - goo ランキング
 まあ、これは無理かなが多い。
 依存心(いぞんしん)で変換したな。これは音便化でしかたないでしょう。
 間髪を入れず、ありゃ変換しますね。これは「かんはつ」と読ませるのはそろそろ無理っぽい。「やもうえない」も「やむをえない」だけど、それを言うならみたいな変化。
 河川敷(かんせんじき)で変換する。このあたりは官僚用語か。NHKが「大地震」を「おおじしん」と読ませるように。
 河川敷も音便の類。清音が正しいというなら、あれ、柳田国男折口信夫とか。
 ⇒柳田國男 - Wikipedia

なお柳田の読みは「やなぎだ」ではなく「やなぎた」である

 まあ、辞書はそのあたりきちんとしたほうがいいけど。
 ⇒折口信夫 - Wikipedia

折口 信夫(おりくち しのぶ、明治20年(1887年)2月11日 - 昭和28年(1953年)9月3日)は、

 あと、軽井沢、だけど。父方がこの起源なんで耳で覚えているが、「かるいさわ」と清音が多かった。「かるいざわ」が間違いではないけど、その音の違いで住民かの感じはあった。
 あと、秋葉原
 ⇒秋葉原 - Wikipedia

かつては「あきばはら」「あきばっぱら」「あきばがはら」「あきばのはら(秋葉の原)」と呼ばれていたが、秋葉原駅(あきはばらえき)ができて以降「あきはばら」という読みが定着し、後に地名の読みも「あきはばら」が正式なものとされた。ちなみに、「あきはばら」の読みは、秋葉原駅の駅名をつける際、秋葉原の読み方を知らない鉄道官僚が勘違いして付けたことで生まれたものである(同様の例は、他には尾久駅高田馬場駅、熊谷駅などがある)。

 しかしこれもしかたないでしょ。
 詐取はこれも用語かな。詐術という言葉は私もよく使うが、たぶん、普通は使わないでしょう。吉本隆明用語っぽいが。
 重複、は、私も「ちょうふく」。そして、発掘は「ほっくつ」、確執は「かくしゅう」、このあたりはクセみたいなものか。あるいは育った知的な環境などの影響があるだろう。
 というか、読みはその一端であって語彙とか考えかたとかそういう部分に家柄は出る。家柄とかいうとはてなでは嫌われるけど。
 ついでにその。

 4位の《野に下る》は思わず「のにくだる」と読んでしまいそう。普段あまり使われない言葉なのでなじみがない方も多いかもしれませんが、「官職を退いて民間の生活にはいる」という意味です。

 これが普段使われないということが困ったことなのだけどね。

8位の《あり得る》も「ありえる」と読んでしまいがち。「ありえない〜」という単語が一般化しているので「ありえる」でも意味は十分に通じますが、正しくは「ありうる」と読みます。「考え得る」などの場合は「かんがええる」ではなく「かんがえうる」と使いますよね。

 これもどうしようもないでしょう。「ありうる」とした場合、対応する否定形はもう普通の日本人には語感がないのでは。これは、「ありうべからざる」かな。道元を読むと「うべからず」がよく出てくる。道元という人は、中国語と漢語と和語の3つの語感がかなりしっかりした人だったようだ。が、思考しだすと、そのあたり面白い揺れがある。道元の人柄は和語のなかと、漢語と、中国語と3つの相があるように思う。