日経春秋 春秋(11/6)

今回の「騒動」は、果たして大連立へ向けての一種の前処理工程として働くのだろうか。民主党の中には小沢ショックが広がっているが、それで連立への反応性が高まるとは思えない。大連立のような難しい反応を進めるなら、政策協議という穏やかな工程を積み重ねるのが本筋だが……。

 大連立というのは読売のフカシであって、政策協調の一形態としてそれも可能ですよとオファーに過ぎない。どうしてこうもみなさん話を逆にするのだろうか。