日経社説 新条約で機動力を増すEU

 これは重要な社説かな。私のほうもちょっとうかつだったし。

 欧州連合(EU)の首脳会議が、未発効に終わったEU憲法に代わる新たな基本条約を採択した。新条約は「リスボン条約」と名付け、EU大統領の創設や政策決定を迅速化する多数決制度など、さまざまな斬新な工夫を盛り込んだ。新条約が発効すれば、半世紀にわたる欧州統合が新たな進化の段階に入る。

 名を捨てて実をとる。その策のおかげで、新条約は逆に当初のEU憲法より濃い内容となった。新体制への移行は09年だが、新条約が機能し始めれば、EUの国際社会への影響力は一段と高まるだろう。

 ただ、現実問題としてどうかなというのがよくわからない。経済はオイルマネーや実質東欧の安い労働力の流入などの短期的な後押しのように思えるし、象徴ともいえるエアバスが豪快にこけたし。って、この話もまだブログに書いてないな。