どうもな

 ホワイトカラー・エグゼンプションだが。
 これはすごい⇒ホワイトカラー・エグゼンプションとは - はてなダイアリー

ホワイトカラーエグゼンプション」とも。

  • 過労死促進法
  • 労働者定額使い放題プラン

平たく言えば「サービス残業合法化」のことである。残業代をカットすると同時に過労死に対して企業が責任を負わずに済むようになる。

 で、まあ、読んでみると、おや。
 hamachanのリンクが⇒虚妄の“自律的”労働時間制 (ニュースを斬る):NBonline(日経ビジネス オンライン)

濱口 最初に言っておきたいのは、私はホワイトカラー・エグゼンプションの導入に賛成です。ただし、「労働時間規制の適用除外」ではなく、あくまで「残業代支払い義務の適用除外」としてです。そもそも改革のスタート時点から時間外賃金の問題を長時間労働の話とごちゃまぜにしたことが、この議論を迷走させ、本質を覆い隠してしまった最大の原因です。

 本来、ホワイトカラー・エグゼンプションというのは月俸制とか年俸制を選択できるようにするために、労働基準法37条の適用を除外するということなのです。ここは非常に重要なポイントです。あくまで時間外手当の適用除外であって、無制限の長時間労働を容認するような労働時間規制の撤廃ではないのです。

 今回の労政審の答申(2006年12月27日)でも、『健康・福祉確保措置として、「週当たり40時間を超える在社時間等がおおむね月80時間程度を超えた対象労働者から申出があった場合には、医師による面接指導を行うこと」を必ず決議し、実施すること』と書いてある。答申の中身をよく読むと実はちゃんと長時間労働に対応しているんです。私はもっと強い規制をかけてもいいと思っていますが…。

 と専門らしくちゃんと書いてある。
 ウィキペディアはというと⇒ホワイトカラーエグゼンプション - Wikipedia
 まあ、だいたいの水準はある。
 で⇒ノート:ホワイトカラーエグゼンプション - Wikipedia

諸外国の制度との比較については、記事の充実にもつながるのでぜひ書いていただきたく存じます。(私のほうで調べる時間がない、というのもありますが・・・)--micch 2006年11月15日 (水) 13:53 (UTC)
 
それでは頑張ってみます。厚生労働省の原案はかなりまともですが経団連のほうはかなりおかしい制度を要請していますよね。--220.102.1.247 2006年11月28日 (火) 18:32 (UTC)
 
諸外国との制度比較、頑張って書いてみましたがどうでしょうか?--220.102.1.247 2006年11月30日 (木) 19:17 (UTC)
 
ありがとうございます。内容の趣旨を変えずに、位置の移動と箇条書きへの修正を行いました。(「比較」なので箇条書きのほうが良いでしょう)--micch 2006年12月2日 (土) 09:06 (UTC)

 努力している、というか、そこが重要。
 ただ、なぜこの話が出てきたのかという根の部分の説明ってないんだなとは思った。
 と、読み進めると。
 ⇒ノート:ホワイトカラーエグゼンプション - Wikipedia
 ほぉ。一例。

あなたの執筆で問題のある点について、抜き出します。 まず第一に"マスコミ(特に放送メディア)が、広く一般労働者に対して残業代カットを認める法律である事の報道が不足した”の記述。これは明らかな事実歪曲です。 第二に、"企業側からすれば実際にはいくら働かせてもタダの為、長時間労働を後押しするのは、間違いない。” これも厚労省の法案要綱を読むと間違いだと解ります。 第三に、"「使用者と合意した成果」とはいっても、事実上使用者側が一方的に決める成果基準を労働者側が拒否できるわけも無く、また成果の達成を判断するのも使用者側であるため、” これは職業選択の自由憲法で保障されている以上、甘え以外の何物でもないと思いますが、すべての労働者に適用される制度でないということを忘れていませんか。法案要綱を読めばさらによく解ります。 第四。"ホワイトカラーエグゼンプション制度は(中略)休日・祝日の概念さえも無くしてしまう為に財界が導入を要望したものである。” 財界が要望した動機は推測でしょうが、それを仮に看過するにしても、法案ではどうなる見込みかを併記しておかねば誤認誘導として不適切な表現となります。法案要綱を読んでください。経団連の記事ではなく、ホワイトカラーエグゼンプションの記事ですから。なお、本制度は労働時間規制をなくすもの。勤務時間が自由になったうえ、休日は保護されているのです。 いまやこの制度は実効性が危惧されるほど労働者を強く気遣った設計になっているのですよ。--61.114.193.161 2007年4月29日 (日)11:59 (UTC)

 ウィキペディアについてはいろいろ言われるけど、こうした議論の過程も貴重なものだな。