死ぬときは変わりはてちゃうんだろうと思うけど
⇒最も奇妙な妄想[その他] : 真性引き篭もり/entry
案外そうでもないかもよ。
いつか僕は変わり果てた姿で息絶えるのではないか。悲しまれることもなく喜ばれることもなく。
愛されて惜しまれて消えていくかもよ。
まあ、自分を重ねていうと真引さんのことだがら激怒されるんじゃないかと思うけど、というわけで、自分語りで言うのだけど、自分の不運というか孤独というかそういう極度のネガネガなみたいなものが、どう考えてもどう見ても、世界と比較してリアルなんじゃないか、世界が間違っているとしか思えない、という愕然たる公理系みたいのがあって、で、そこによく見ると正義とか良心とか悲しみとかの根をはっていたりする。
人はけっこう悲しみとか不運とか手放せないもので、つまり、それだけが最後のリアルだったりする。
でも、老いはそれを奪っていく。本当の老いはそれを奪っていくというか。
ただ、そうして最後の何かも奪われて、自分が唾棄していた人から、どうしようもなく唾棄されて、でも、生きているってことはあるよ。
そう遠いことでもお伽噺でもないよと思うのは、オレはその証人の一人な。
ただ。
オレはたぶん脳がいかれて死ぬのだろうと思う。というか、すでにいかれているんじゃないか。いかがですか、みなさん。