朝日社説 アフガン―復興をもう一度軌道に

 揺らぎ始めたアフガンの治安と復興をもういちど軌道に乗せなければならない。そのためには、周辺国の協力が欠かせない。とりわけ重要なのがパキスタンの役割である。
 アフガン国境沿いに広がるパキスタンの部族地域は、タリバーンやテロ組織アルカイダの避難所になっている。ここを制圧できれば、アフガン情勢は劇的に好転する可能性がある。
 ところが、ムシャラフ政権は部族地域に派兵したものの、制圧に本腰を入れようとはしていない。
 米国内では、部族地域への米軍の投入を求める声が出始めた。だが、イラクの惨状やイスラム圏での反米感情の高まりを考えれば、パキスタンでの軍事行動など論外と言わなければならない。
 苦境にあるアフガンのために、日本に何ができるのか。テロ特措法の延長問題も、複雑な情勢を踏まえつつ、幅広い視点で論じられなければならない。

 これで終わり。思わず、で? とか言ってしまう。
 状況が状況だテロ特措法を延長という主張なのか?