毎日社説 世界同時株安 リスク管理の甘さを突かれた

 表題を見てまたかよと思ったが、読み進めるに、これはきちんと書かかれている。いつもの財務省ラッパの人と同じ人が書いているのだろうか。結論は明後日に飛んでいるからそうかもしれないが。

 今回の株安は欧州で始まった。仏大手銀行グループが、サブプライムローンを組み入れたファンドの凍結を発表したことがきっかけだった。ファンドに資金を投じていた投資家は解約ができなくなる。信用不安への懸念から資金供給が細り、懸念は世界の金融市場に波及した。
 似たようなことが起こる可能性は十分にある。サブプライムローンは、米国の住宅ローン全体からみれば、それほど規模が大きいわけではない。しかし、証券化されて転売され、さらに、現在どの程度の資産価値があるのか判然としないため、焦げ付きによって誰にどのくらい損失が生じるのかがはっきりしない。

 ただ、上限はなんとなく分かっているっぽいし、バーナンギ僧正がそのレベルでドジるとも思えない。