そういえばダルフール危機Wikiが壊れた

 壊れた⇒http://wiki.fdiary.net/sudan/?FrontPage
 先日、突然この問題に今頃目覚めたらしい人が、私への批判や、関心を寄せるブロガーリストの削除とかやっていて、本人は熱心らしいのだが、閉口した。関心があるなら自分で自分の活動を起こせよと思う。
 私はダルフール危機問題は国連が動いたことで、国際政治的には一つの区切りを付けたと思う。もちろん、危機の構造は変わらないし、日本のマスコミはいまだに奇っ怪だが、いちおう国連が動き出したというのは大きな違いだ。
 というわけで、このWikiも一つの役割を終えたから、壊れていいのだろう。誰かが壊したと考えることもないだろう。
 あまり言いたくはないが、ダルフール危機が中国問題に収斂していくとき、私は一人の日本人としてすでに中国の「罪」に汚染された一人であり、それほど声高なことは言えないだろうと思った。
 放言としかいえないが、やがて中国は崩壊する。南米のような混乱の時代になるのだろう。
 現状のサブプライム問題を見ると特に欧州が動いたのが象徴的でもあるが、みんなこのゲームの終局を理解している。その意味を日本人がわかっていないかに見えるこの暢気な美しい国はなんなのだろうと炎天を見上げるが、45年の夏もこんな炎天だったのだろう。長いスパンで見れば日本は強い国だからなんとかやっていくだろう。七生報国の守る国でもあるなとかべたな釣りをしたくもないし、英霊も私は信じない。だが、日本人が日本を愛して守ろうとした精神のようなものはあるだろうし、そしてそれは、こういうとなんだが大きな間違いだし苦悩でもある。
 私はいい時代に生まれて、いい時代に死んでいくのかもしれない。
 キチガイモードで言うのだが、私は若いころ、日本人であることとキリスト者であることはどういうことか悩み続けたことがある。そのとき、啓示のようなものがあった、「あなたを日本人に立てたのは私だ」と神が言うのである。神って言うもんだなと思った、というか、まあ、普通モードでいえば神は存在せず苦悩にありがちな心理的なトリックでもあろうだろう。この問題はキリスト者の問題と共に自然に関心を失った。うまく言えないが、この問題は道元の心情のなかに落ち着いている。語ると長くなりそうだし、うまく語れもしない。大拙のいう日本的霊性とかいったものでもないだろう。まあ、でも放言でいうなら、日本人は日本歴史の苦悩と恩恵を解くためにこの国に生きているのだろう。I for Japan; Japan for the World; The World for Christ; And All for God。
 
追記、今日のダルフール危機
 ⇒VOA News - New Darfur Clashes Raise Questions About Peace Efforts

Clashes in Sudan's Darfur region have reportedly killed dozens of people including rebels and government forces. The rebels say that subsequent air raids by the Sudanese government has forced 25,000 people to flee their homes in the troubled region. Nick Wadhams has more from Nairobi.