朝日社説 米代表の訪朝―北朝鮮の行動を注視する

一昨年には北朝鮮の核放棄と米朝・日朝の関係正常化という最終目標を描いた共同声明をまとめた。だが、その後は米朝対話がもつれ、核実験を強行するまで事態は悪くなった。

 日本には、核問題の進展に対して「拉致問題が置き去りになる」との懸念が聞かれるが、それはあたらない。「核」が進めば「拉致」も解決への環境ができていくのではないか。

 情けなくて涙も出なければ怒りもわかない。