Wikinomics (ウィキノミックス)メモ

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Wikinomics: How Mass Collaboration Changes Everything: 洋書: Don Tapscott,Anthony D. Williams
 アマゾンは予約中⇒「 ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ: 本: ダン・タプスコット/アンソニー・D・ウイリアムズ,井口 耕二」

ダン・タプスコット/アンソニー・D・ウイリアムズ (著), 井口 耕二 (翻訳)
価格: ¥ 2,520 (税込)
単行本: 504ページ

 ⇒日経BP書店 書籍紹介-ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ(ISBN 4822245870)

ウィキノミクス マスコラボレーションによる開発・生産の世紀へ
内容紹介
ウィキノミクスとは何か?――それはインターネットと、場所を問わない協業を可能にするソフトウエアが生み出す地球規模のマス・コラボレーション(協働)。それによる、新たなもの造りの潮流である。世界中の人々が編集・執筆に参加して、日々更新されている巨大なバーチャル百科辞典ウィキペディア」がそのわかりやすい典型だ。このウィキノミクスが、既に明敏な営利企業の生産活動の形を変え始めている。本書は、そうした驚くべ事例を、当事者の生々しい発言を交えながら豊富に収載した一冊である。カナダの金鉱山会社・ゴールドコープが自社の最高機密の地質情報をウェブで世界中に公開し、その結果、未知の物理学者、人工知能研究者、CG専門家等々の協力を得て、超優良企業にのし上がった話は既に著名である。世界の最先端企業では、自社のビジネスモデルに、どうこの「ウィキノミクス」を取り込むかが競争的な課題になっている。先陣を切っているのは、オープンソースに取り組むIBMであり、世界中の商品開発の智恵をかき集めようとしているP&Gであり、機体組み立てに活用するボーイング社である。P&Gの新製品の社外開発率は既に35%に達している

 ⇒ビジネス利用で注目が集まるウィキ技術 (渡辺弘美の「IT時評」):NBonline(日経ビジネス オンライン)

 本年末に、ニューパラダイム社長で多数の著書があるドン・タプスコット氏らにより「ウィキノミクス(Wikinomics)」という本が出版されるようだ。この本はウィキ技術についての解説書ではなく、大勢による共同作業によるビジネス上の成功事例などを紹介する本らしい。ウィキが来年あたりビジネス界での流行語になる予感がする。

 ⇒ITmedia News:自由の鐘を鳴らそう――IT幹部への提言

 eWEEKのエグゼクティブエディター、スタン・ギブソンは、企業におけるWiki台頭の経緯を書いた。ブログ、ポッドキャストビデオキャスト、SNSの世界にWikiを加えれば、幹部が従来の上意下達の方法で会社を管理することはできなくなるだろう。そんなふうに考えるのはわたしだけではないのだ。
 ドン・タプスコット氏は、アンソニー・ウィリアムズ氏との共著「Wikinomics: How Mass Collaboration Changes Everything」(12月に出版の予定)で、マスコラボレーションがいかにしてすべてを変えるかを語っている。
 タプスコット氏はこう書いている。「賢明な企業は巨大なオンラインコミュニティーの急激な成長と敵対せずに、むしろ支持している。そうしたコミュニティーの多くはWebの周辺部から浮上し、一夜にして何千万もの参加者を魅了している。熱心な競合同士でさえ革新的な科学研究で協力し、その産業での発見を促進している。実際、ますコラボレーションの利点に着目する企業は増えている。この新たな組織構築方法は、従来の企業組織に取って代わり、経済における富の創造の基本的原動力になるだろう」
 この文章は、すぐにでも起きる大変革への期待でやや興奮し過ぎではあるが、タプスコット氏はいいところをついている。同氏はかつてその著作「The Digital Economy: Promise and Peril in the Age of Networked Intelligence」(1997年、邦題:デジタル・エコノミー―ネットワーク化された新しい経済の幕開け)でその先見の明を示している。
 そして今回、企業世界に訪れつつある変化は、「従来の命令系統ピラミッドを破壊しようというフラット化する企業」や、「常に出し抜こうとする競合に備えるパラノイア企業」といった概念とは大きな違いをもたらすだろう。

 ⇒米国Web2.0最新動向速報2007 | インターネット生活研究所

『米国Web2.0最新動向速報2007』目次
はじめに
第1章 Web2.0サミット概要
1.1 Tim O'Reilly 独占直撃インタビュー
   :
1.11 Wikinomics

 米スラドSlashdot | Wikinomics
 ⇒YAMDAS現更新履歴 - 「ウィキノミクス」とは何ぞや?
 ⇒YAMDAS現更新履歴 - 『Wikinomics』が刊行されていた
 ⇒YAMDAS現更新履歴 - 『Wikinomics』の邦訳はどこから出るのか
 ⇒池田信夫 blog Wikinomics
 ⇒メモ:"Wikinomics"の邦訳 - シリアルイノベーション [ITmedia オルタナティブ・ブログ]
 ⇒[☆] 『Wikinomics』日本語訳は6月発売予定